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「治療」2020年1月 Vol.102 No.1

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2020年1月 Vol.102 No.1
家族志向型ケア入門
家族をみよう

定価:2,750円(本体2,500円+税10%)

今月の視点

 家族とかかわることは医療を行ううえで避けて通ることはできない.その存在は患者にとって資源ともなり得るし,時には障害ともなるため,患者・家族との関係性を理解して医療を行う意義は大きい.家族志向型ケアと呼ばれるが,具体的な実践方法をイメージしにくいとの声をよく聞く.
 本特集では家族図,家族ライフサイクル,家族システム理論,歴史的背景,面接技法などを総論で概観したうえで,各ライフサイクルに応じた家族志向型ケアの実際を各論で提示している.執筆者は家庭医療専攻医,指導医,家族療法家と幅が広いが,リアルな事例の会話例などを通して具体的なアプローチを学ぶことができると思う.
 明日から家族志向型ケアを実践したくなる内容を提供できればと企画したので,ぜひ堪能していただきたい.

[編集幹事]
社会医療法人清風会 岡山家庭医療センター/奈義・津山・湯郷ファミリークリニック 松下 明

特集の目次

■総論:家族志向型ケアの理論と具体的実践
家族志向型ケアの歴史的背景(松下 明)
家族志向型ケアの日本での取り組みと発展(竹中裕昭)
家族図の書き方,読み方(若林英樹,他)
家族ライフサイクルと発達段階の使い方(若林英樹)
家族システム理論の概要と使い方(永嶋有希子)
個人に対する家族志向型面談と家族面接の行い方(松下 明)

■各論:ライフサイクルに応じた家族志向型ケア
巣立ち期の子ども世代と結婚期の家族(永嶋有希子)
小さな子どものいる家族(山内優輔,他)
発達障害に向き合う家族(鈴木美砂子)
思春期の子どものいる家族(田中道徳,他)
老年期の家族(湯浅美鈴)
認知症に向き合う家族(中山 元)
ターミナルケアに向き合う家族(中村奈保子)

連載

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